感染症の問題が起きた後だからこそ、感染症の問題は起こりにくい。

感染症の危険性は?病院の対策は?

銀座眼科による感染症の問題が起こったことで、私たちにも病院にも衛生管理に対する高い意識が生まれています。感染症が発覚した直後の今だからこそ、感染症対策への意識は非常に高まっています。

なぜ感染症は起き、拡大したのか?

東京都中央区の銀座眼科(現在は営業停止)で、レーシック手術を受けた患者67人が角膜炎などの感染症を発症したことが、2009年2月25日、中央区の調査により発覚しました。

院内感染(イメージ)

そもそもの感染症の原因は、手術器具の滅菌装置の不具合でした。それにより最初の感染症が発生したのは2008年9月28日に手術を受けた患者。最初は感染によるものとは気付かなかったようですが、発症する人が相次いだため感染症を疑ったのだといいます。しかし、医院では内々に事態を静めるため、感染源を独自に調査しながら手術を継続。1月中旬に問題の滅菌装置を交換するまでの約4か月間、感染原因を特定できないまま手術を行っていました。

両目で9万5千円~という破格の費用で客を集めながら、その背景には「適合手術が極めて適当だった」「消毒薬を薄めて使っていた」「手術時に手をアルコール消毒していない」「素手で手術を行っていた」「機器の滅菌をしなかった」など、現在の日本医療の水準ではあり得ない衛生管理を行っていたようです。

消費者意識の向上が、厳しい衛生管理を生む。

銀座眼科の問題は、全国的に大きな話題となりました。そして、この一件は多数の被害者を生み出すと同時に、病院に対する厳しい目(=消費者意識)を生み出すことにつながりました。「この病院は本当にしっかり衛生管理をしているか」「しっかり検査を行っているか」などを私たちが意識するようになったことで、病院側にも厳しい姿勢が求められるようになったのです。

何度も言いますが、銀座眼科の衛生管理は、現在の日本医療の水準では、本来あり得ません。他の医院では、これまで十分に衛生管理を当然に行っていたと思います。それでも、レーシックの業界全体に不信感が生まれたことで、これまで以上に徹底した管理体制が望まれるようになっています。そして、これは私たち消費者から見ると「衛生管理意識と安全性の向上」という大きな利益として還元されているのです。

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世界で最も多くのレーシック手術を行う病院として認定。累計54万件という術例数が経験と実績の証明です。