「もしも失敗したら失明するのでは−?」レーシックに過剰な不安を感じる人は大変に多いのが現状です。その何よりの理由は、「目を切開する」「傷をつける」という誤解です。
レーシックがいかに失敗のない安全なものか理解していただく前に、まず眼球の構造について説明しなければなりません。
下の図は眼球の断面図です。眼球の正面中央にあり、レンズの役割を果たしているのが「水晶体」。これは黒目の部分です。それを外側からカバーしているのが「角膜」です。
角膜の厚さは0.5 ~0.7mm ほどで、
- A.角膜上皮
- B.ボーマン膜
- C.実質層
- D.デスメ層
- E.角膜内皮
により構成されています。その90%ほどはC: 実質層が占めていて、その上を、再生能力の高いA: 角膜上皮とB: ボーマン膜が保護しています。

レーシックでは、このA.角膜上皮とB.ボーマン膜を薄く削り、ふた(フラップ)を形成します。そしてC. 実質層にエキシマレーザーを照射して屈折率を矯正し視力を回復します。

つまり、レーシックによって手を加えるのは、眼球の表面のさらに表面だけ。しかも、再生能力の高い上皮部分だけなのです。皮膚で例えるならば、日焼けで薄く剥がれた薄皮の部分ほどの場所です。
このように見ていくと、レーシックが決して失敗の危険を伴うものではないと理解していただけるのではないでしょうか?
「手術」と言うと、やっぱり大掛かりなものを想像してしまいがち。しかし、「両目で10分程度で出来る手術」というと、どれほど簡単なものかは想像出来ると思います。
例えば、指にケガをして5 針縫う手術を想像してみてください。まずは患部を消毒し、ゴミなどを取り除く。その後、傷口を縫い合わせ、化膿止めなどを縫ってガーゼを当て、包帯を巻く。この過程で、おそらく20 分以上はかかるでしょう。
この手術で、失敗することを想像できるでしょうか?そう考えると、半分ほどの時間で両目の施術が完了するレーシックが、いかに簡単で失敗のリスクが低いかを認識しやすいのではないでしょうか?
ここまで、レーシックについて「極めて安全性が高く、失敗のリスクが低い」と説明してきました。しかし、クリニックのサイトを見ると、「成功率99%以上」というように説明されています。では、残り1%は失敗なのでしょうか?
実は、レーシックにも失敗はあります。というのも、レーシックにおいての失敗は「術後に視力が1.0以上まで回復しなかった場合」のことを示すものだからです。つまり、残りの1%の方は、「レーシックによって眼球に傷を負った」などということでは決してありません。
また、品川近視クリニックの場合、万が一視力が1.0 以上まで回復しなかった方や、時間とともに視力が低下してしまうなどの場合でも、保証期間内であれば、無料で再矯正を行っています。イントラレーシックの場合、保証期間は10年間。レーシックによる視力回復は、この万全の体制で確実に行われていきます。
これまでのレーシックは、角膜の表面を精巧なカンナのような機器によって薄く削るものでした。
しかし、現在のレーシック(イントラレーシック)では、コンピュータ制御によるレーザーを使用しています。これによって、角膜の表面を薄く剥がす精度は大きく上昇し、眼球への負担が大幅に軽減されています。
前の項で、フラップを構成する工程を皮膚に例えました。しかし、擦り傷を作れば、ヒリヒリした痛みのあとでかさぶたができるのと同じように、角膜が再生するまでには痛みや異物感、ドライアイなどを伴うことがあります。痛みや異物感については点眼麻酔によって解消することができますが、ドライアイは点眼麻酔では解消できません。
ところが、現在行なわれている「イントラレーシック」では、眼球の負担を軽減することで、ドライアイの発生率を大幅に減少しています。また、角膜上皮が再生するまでの間に、街灯などの光が霧がかかって見える現象(ハロー)も、大幅に軽減されています。




















